木に愛情を込め、丁寧丁寧に焼き上げた大野製炭工場の珠洲木炭です。
さあ、炭火のある暮らしを楽しみましょう。
原材料:楢(ナラ) 3kg
保存方法:空気・湿気にふれないよう、ビニール袋などに入れて保存して下さい。
炭焼き職人が目指すこと
全国的にも専業の炭焼きが少なくなるなか、若干22歳で専業になった炭焼き職人、大野長一郎さん。
先代から受け継いだ釜と、新たに作りなおした釜4基で燃料用炭のほか、お茶炭作りの取り組を始めました。しかし、お茶用の炭の材料となるクヌギの木が集めづらいことから、自分の手で植林し、クヌギ林を作ろうと考えたそうです。
まずは植える場所探し、それに伴う交渉、植林、手入れなど自分だけでは大変な作業を賛同者や環境保全に興味のある方たち、活動に賛同していただける方の協力もあり、現在までに3000本を植林しました。
今後も植林や管理作業を交流人口拡大のための体験交流事業として、茶道関係者や環境保全に興味のある方の参加を呼びかけながら活動を続けてきたいと言う、大野さん。
お茶炭の産地化という夢へ向かって一歩ずつ歩き始めているのです。