地域ブランド市場 地域応援団 
横浜F・マリノス 中澤佑二選手からのメッセージ

株式会社NAVICO

いつも「地域ブランド市場奥能登」を応援してくださっている中澤佑二選手(横浜F・マリノス所属)。中澤選手は、生命力に溢れたお米「天日力米」をいつも食べておられ、ワールドカップにもこの「天日力米」を持っていかれたそうです。(→中澤選手のブログはこちら)
そんな中澤選手から「地域ブランド市場奥能登」にメッセージが届いています。
ワールドカップだけでなく、これから先もずっとご活躍いただきたいですね。応援しています。
また、中澤選手がブラジル留学時代に大変お世話になったという石川県議会議員の塚崎康彦先生からは、当時の中澤選手のエピソードも届いています。



奥能登地域の皆さん、地域応援団の皆さん

 横浜F・マリノスの中澤佑二です。いつも応援ありがとうございます。
 今回、奥能登の皆さんが地域活性化に取り組んでおられるとお聞きし、僕も地域応援団として奥能登地域を応援させていただくことになりました。
 僕もこれまで、多くの方々の支援、応援を受けてここまでやってこれたと思っています。なかでも、私が高校卒業後にブラジルにサッカー留学した際、大変お世話になったのが現在奥能登の地域活性化に取り組んでおられる石川県議会議員の塚崎康彦先生でした。
 ブラジルで一人寂しかった時など、塚崎先生のお宅に良く伺って食事をご馳走になったことを今も良く覚えています。一人では難しいことも、塚崎先生の様な方のご支援があったからこそ頑張れたのだと思います。
 人は一人では小さな力しか持ちませんが、皆と力を合わせることで大きな力になると思います。僕はブラジルで多くの人からそのことを教えてもらいました。日本でもチームで皆の力を結集することが大事だといつも考えています。
「地域ブランド市場」は地域の皆さんが力を合わせて行く仕組みとして生まれたとお聞きしました。いつも日本サッカーを応援してくださっている皆さんが力を合わせる試みを、僕も応援して行きたいと考えています。
 奥能登には素晴らしい自然があり、恵まれた食や特産物があります。僕も日頃のプレーのために食にはいつも気を遣っており、奥能登の生命力のあるお米「天日力米」を頂いています。
 僕も応援していますので、是非皆さんも頑張ってください。
 そして、これからも中澤佑二の応援の程よろしくお願いいたします。

「地域ブランド市場」地域応援団第1号 中澤佑二


 中澤さんが来た頃のブラジルは経済の建て直しに誰もかれも翻弄されていた時代でした。
日本の企業も大半は撤退し、かっての大国ブラジルも自信喪失の時代でした。
三郷高校の皆さんがブラジル研修をしてくれて一番喜んだのは、これもかってのスターチームであったミナスアメリカFCのマグヌス会長でした。

 野原を切り開き、宿舎をつくり、コートの準備をして研修チームを待ち受けるときのマグヌス会長は生き生きしていましたね。
 そのなかに中澤さんがいて、会長はアメリカのスターに育てる意気込みでした。ですから、お母さんからブラジルで・・・と言われたとき会長は東京に来て即断即決でしたね。
あの日、彼は病院の手術のすぐ後で、ベロホリゾンテ空港から飛行機に飛び乗ったのですから・・・。

 やがてサルーン会長に交代して中澤さんもチームの方針に悩んだのだと思います。
突然、「日本へ行く!」と告げて飛び出したのですから。
私は仕事の真っ最中でしたから、空港にも行けなくて困りました。

 時移りですが・・・今、中澤さんの活躍を見て、マグヌス元会長が一番喜んでいます。
昨年、ミナス議会の代表団が日本を訪問して最初の質問が「中澤は元気か!?」でした。
 もしあのまま私のアメリカFCの選手になっていれば、いまごろやっぱりブラジルチームにいただろうな・・・と思っています。


塚崎 康彦



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